連続講座 「サウス・フェミニズムに学ぶ」第1回
8月9日(土)午後6時半~8時半、開場6時
東京ボランティアセンター会議室(飯田橋駅徒歩1分)
参加費:500円
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話題提供1:「脱植民地フェミニズムの可能性」
前田朗(朝鮮大学校講師)
話題提供2:「カーブルで出会ったアフガニスタン女性たち」
前田弓恵(RAWAと連帯する会)
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フェミニズムは、男性優位の社会において、女性たちが自らを解放し自己実現できる環境をつくりだすことをめざす。ただ、女性は同質ではない。一人ひとりの女性に丁寧に向き合って考えてみよう。
高学歴女性、資産家女性もいれば、専業主婦もシングルマザーもいて、それぞれ一人ひとりの人生がある。日本社会にいるのに、多くの日本女性の想像が及ばない人たちがいる。部落女性、アイヌ民族女性、琉球/沖縄の女性、在日朝鮮人、難民や移住者など、構造的差別をうけてきた人たちだ。彼女たちにとってフェミニズムとは何だろうか。
世界にはいわゆる先進国ではなく第三世界といわれる国々がある。先進国の女性がフェミニズムというとき、その射程はどこまで及ぶだろうか。第三世界フェミニズムやサウス・フェミニズムはどうだろうか。
人が人として生きるということを念頭に、こうした問いをともに考える機会として、連続講座を企画した。第1回は、連続講座のベースとなることをお伝えし、サウス・フェミニズムの一例として、アフガニスタンの女性について紹介したい。そこから日本はどう見えるだろうか。
多くの方の参加をお待ちしています。
<プロフィル>
前田 朗:朝鮮大学校講師、RAWAと連帯する会共同代表。最新論文に前田朗「脱植民地フェミニズムに学ぶ」『人権と生活』57号(2024年)、「脱植民地フェミニズム・ノート(1)」『INTERJURIST』216号(2025年)、「脱植民地主義の理論闘争」『明日を拓く』142号(東日本部落解放研究所、2025年)。
前田弓恵:RAWAと連帯する会。共訳書にメロディ・チャベス『ミーナ――立ち上がるアフガニスタン女性』(耕文社、2005年)。
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<共催>平和力フォーラム/RAWAと連帯する会
連絡先 akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp
090-8212-0524(前田)