平和力フォーラム講座 (in大阪)
関東ジェノサイドの記憶
その時、摂政裕仁は何をしたか
講師:前田朗
2023年は関東大震災朝鮮人虐殺100年でした。
関東大震災虐殺はジェノサイドだという認識が広がってきました。平和教育においてジェノサイド教育実践が模索され、ジェンダー視点に立った研究が増えています。ジェノサイドを目撃した子どもたちの手記・作文の分析や、事件の背後にいた女性たちの役割が注目されています。
ジェノサイドは人間の尊厳の否定であり、国際法上の犯罪です。国際法に照らして評価する試みが必要です。世界のジェノサイドと対比して理解することも必要です。
101年目の今年、国際法に基づいて、関東ジェノサイドの最高責任者である摂政について考えてみましょう。その時、摂政はどこにいて、何をしたのでしょうか。
このテーマは100年間、なぜ、一度も議論されなかったのでしょうか。101年目の今年、タブーを破りましょう。
◉11月10日(日) 開場13時30分、開会14時~16時30分
◉ドーンセンター大会議室2(京阪&谷町線「天満橋」駅)
◉参加費(資料代含む):500円
前田朗プロフィル:東京造形大学名誉教授、日本民主法律家協会理事、のりこえねっと共同代表。著書に『戦争犯罪論』『ジェノサイド論』『人道に対する罪』(青木書店)『旅する平和学』(彩流社)『パロディのパロディ――井上ひさし再入門』(耕文社)『ヘイト・スピーチ法研究序説』『ヘイト・スピーチ法研究要綱』『憲法9条再入門』(三一書房)など多数。最新刊は『希望と絶望の世界史』(的場昭弘さんとの共著、三一書房)。
主催:平和力フォーラム
070-2307-1071、E-mail: akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp