「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム第17回
共同テーブル10.30シンポ
「ファーストとは何か?」
多文化共生、ジェンダー平等の社会をめざして
私たちはヘイトを許さない
<リード文>
先の参議院選挙では、定数1の群馬県で参政党候補者が当選した自民党候補者に肉薄する票を得ました。移住労働者が多く暮らしている東毛地域の太田市は住民登録者の6%近くがブラジル、ベトナム、フィリピン人など。邑楽郡大泉町はブラジル、ネパール、ベトナム人などが約20%を占め、両自治体とも早くから多文化共生政策を推進、互いの文化を尊重する地域を創ってきました。
反戦平和の運動が取り組まれ、革新勢力が強い沖縄。参議院選挙でもオール沖縄の高良さちかさんが勝利しています。しかし、3位の参政党候補が得票率20%、同時実施の那覇市議会議員選挙では、史上最多の9千票超えでトップ当選でした。その女性市議は「性別は男と女で十分」「教育勅語賛成」などと発言していましたが、初の議会質問で、トランスジェンダー性自認が「伝染する」、「トランスジェンダーの生徒に必要な対応は、心の性別に基づく配慮よりも心の傷を治療できる心理士を紹介すること」と発言しています。
多文化共生やジェンダー平等、反戦平和などの取り組みが進んでいる地域で、それを批判、否定する政治勢力が一定の支持を集めるのは、欧米でも起こっています。今回のシンポでは、その実情を把握し、どういった取り組みをしていくのか、登壇者とともに考え、明日からの行動に繋げていきましょう。
日時 10月30日(木)18時開場、18時15分~20時30分
場所 文京区民センター3A会議室
資料代 1000円
主催 共同テーブル
申込先 多くの参加者が見込まれます。定員(250名)になり次第、申し込みを締め切りますので、大変恐縮ですが、至急、下記のメールアドレスまで、出席申込(氏名・電話番号記入)をお願いいたします。
E-mail: e43k12y@yahoo.co.jp
<プログラム>
1 開会(進行:白石
孝~共同テーブル発起人)
2 第1部
・移住労働者問題から「ファースト」を考える
鳥井
一平(NPO法人・移住者と連帯する全国ネットワーク共同代表理事)
・在日への差別
辛 淑玉(のりこえねっと共同代表)
3 休憩
4 第2部 なぜ極右政党が支持を伸ばしたか
・沖縄から 又吉
俊充(沖縄タイムス記者)
・群馬から 諏訪
哲也(交通ユニオン書記長)
5 第3部 「人間にファーストもセカンドもない」
ラサール石井参議院議員
登壇者と会場からの意見交換
6 まとめと閉会挨拶
共同テーブル連絡先:藤田高景 090-8808-5000/石河康国 090-6044-5729
●オンライン配信あり→https://youtube.com/live/E3rw27FZTOI?feature=share