2007年にはじめた「在日朝鮮人歴史・人権週間」、2008年は8月30日・31日にさいたまの大宮ソニックホールで開催しました。テーマは関東大震災時の朝鮮人虐殺85周年。
最初に朝鮮人虐殺をテーマにした演劇が行われました。大阪を拠点とする劇団タルオルムです。
シンポジウムは、関東大震災朝鮮人虐殺を調査・研究してきた石田貞(埼玉県朝鮮人強制連行真相調査団)、歴史学者の山田昭次(立教大学名誉教授)、日弁連勧告を担当した梓澤和幸(弁護士)、そして私。その後、各地の歴史研究や在日朝鮮人の人権に関する報告が行われました。
私だけ素人ですが、関東大震災朝鮮人虐殺を国際基準で評価し、ジェノサイドとして把握するべきだという報告をしました。1915年のアルメニア・ジェノサイドが最初のジェノサイドです。普通はその次にナチス・ドイツのユダヤ人虐殺が続きます。しかし、関東大震災朝鮮人ジェノサイドが2番目のジェノサイドです。