Friday, November 01, 2024

共同テーブル第13回シンポ 「国の安全保障」から「命の安全保障」へ 戦禍の世界のなかの平和憲法を考える

「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム

共同テーブル第13回シンポ

石破政権に抗して 「国の安全保障」から「命の安全保障」へ

戦禍の世界のなかの平和憲法を考える

 

 ウクライナ、パレスチナ「戦争」は終わらず、米中対立でアジアの緊張も激化しています。「安保・防衛」重点の石破政権に対抗する野党の明快な反戦・平和の政策が求められています。そこで、あらためて平和憲法の役割を考え合いましょう。

 20世紀は「戦争の世紀」と言われながらも、「戦争の違法化」が進められてました。第1次世界大戦後の国際連盟規約(1919年)で侵略戦争の制限を、不戦条約(1928年)で侵略戦争の放棄を試みました。しかし、「自衛」の名の下に侵略戦争が行われたので、第2次世界大戦後に国連憲章(1945年)によって「自衛戦争」をも制限しました。にもかかわらず、再び戦禍と軍事緊張が広がっています。

 このような時、憲法の平和主義の役割は何か。91項で「自衛戦争」をも放棄し、2項で軍隊の保持を認めていません。「非戦・非武装」のはずです。「非武装」は不安かもしれませんが、世界には26の「軍隊のない国家」があり、他国から攻められていません。

 そこで、今こそ平和憲法の実現に向けてどうするか、検討していきましょう。

 私たちは、今回に続き、②武器移転など「死の商人国家」化、③非武装中立を求める運動をテーマに、3回の連続シンポジウムを開催します。

 

日時 1214日(土)1330分~1630分(13時開場)

会場 文京区民センター・2階・2A会議室

   東京メトロ・丸の内線・後楽園駅・「4b」出口徒歩5

   都営・三田線・春日駅・「A2」出口徒歩1

資料代 1000

プログラム

1 開会

2 挨拶 発起人を代表して 佐高 信

3 報告 清水雅彦(日本体育大学教授)「日本の与野党の9条・安全保障論」

          木戸衛一(大阪大学大学院招へい教授)「ドイツ・欧州から見た〈平和〉と〈安全〉」

     南基正(ソウル大学日本研究所所長)「朝鮮半島の平和と韓国の軍事状況」

4 シンポジウム

    コーディネーター 杉浦ひとみ(弁護士)

  パネリスト 清水、木戸、南

5 参加者からの質疑

6 まとめと閉会挨拶

申込先 定員(250名)になり次第、申込を締め切りますので、大変恐縮ですが、なるべく早めに下記のアドレスまで、参加申込をお願いいたします。

E-mail: e43k12y@yahoo.co.jp

共同テーブル連絡先:

藤田高景 090-8808-5000/石河康国 090-6044-5729