「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム
共同テーブル第13回シンポ
石破政権に抗して 「国の安全保障」から「命の安全保障」へ
戦禍の世界のなかの平和憲法を考える
ウクライナ、パレスチナ「戦争」は終わらず、米中対立でアジアの緊張も激化しています。「安保・防衛」重点の石破政権に対抗する野党の明快な反戦・平和の政策が求められています。そこで、あらためて平和憲法の役割を考え合いましょう。
20世紀は「戦争の世紀」と言われながらも、「戦争の違法化」が進められてました。第1次世界大戦後の国際連盟規約(1919年)で侵略戦争の制限を、不戦条約(1928年)で侵略戦争の放棄を試みました。しかし、「自衛」の名の下に侵略戦争が行われたので、第2次世界大戦後に国連憲章(1945年)によって「自衛戦争」をも制限しました。にもかかわらず、再び戦禍と軍事緊張が広がっています。
このような時、憲法の平和主義の役割は何か。9条1項で「自衛戦争」をも放棄し、2項で軍隊の保持を認めていません。「非戦・非武装」のはずです。「非武装」は不安かもしれませんが、世界には26の「軍隊のない国家」があり、他国から攻められていません。
そこで、今こそ平和憲法の実現に向けてどうするか、検討していきましょう。
私たちは、今回に続き、②武器移転など「死の商人国家」化、③非武装中立を求める運動をテーマに、3回の連続シンポジウムを開催します。
日時 12月14日(土)13時30分~16時30分(13時開場)
会場 文京区民センター・2階・2A会議室
東京メトロ・丸の内線・後楽園駅・「4b」出口徒歩5分
都営・三田線・春日駅・「A2」出口徒歩1分
資料代 1000円
プログラム
1 開会
2 挨拶 発起人を代表して 佐高 信
3 報告 清水雅彦(日本体育大学教授)「日本の与野党の9条・安全保障論」
木戸衛一(大阪大学大学院招へい教授)「ドイツ・欧州から見た〈平和〉と〈安全〉」
南基正(ソウル大学日本研究所所長)「朝鮮半島の平和と韓国の軍事状況」
4 シンポジウム
コーディネーター 杉浦ひとみ(弁護士)
パネリスト 清水、木戸、南
5 参加者からの質疑
6 まとめと閉会挨拶
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申込先 定員(250名)になり次第、申込を締め切りますので、大変恐縮ですが、なるべく早めに下記のアドレスまで、参加申込をお願いいたします。
E-mail: e43k12y@yahoo.co.jp
共同テーブル連絡先:
藤田高景 090-8808-5000/石河康国 090-6044-5729