朝鮮訪問のジョイント報告会のご案内
植民地支配の清算は戦後日本の最も重要な課題であったはずです。しかし未だに朝鮮との国交正常化は実現されず、朝鮮は未知の国のままです。朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)を訪問し現地で見聞きし感じたことを二人の報告者から伺い、参加者といかに朝鮮と向き合うのかについて話し合いたいと願っています。
当日は、朝鮮への粉ミルク支援を続けてきた米津さんから、最新の朝鮮の状況を平壌と元山の育児院(孤児院)や障がい児回復院などの現場訪問をして撮影された40分の映像(『ハンクネット(朝鮮人道支援ネットワーク)第10次訪朝記(2018)』)を観た後に詳しくお話を伺います。
日時:11月24日(土)、18時ー21時30分
場所:品川区立総合区民会館きゅりあん第1講習会室(JR大井町駅徒歩3分)
参加費: 300円
報告者
米津篤八:朝日新聞社勤務を経て、朝鮮語翻訳家。ソウル大学大学院国史学科(韓国現代史)修了後、一橋大学大学院社会学研究科(朝鮮近現代史)博士課程在学中。訳書に『夫・金大中とともに』『ファン・ジニ』(朝日新聞出版)、『チャングム』(早川書房)など。人道支援団体「ハンクネット・ジャパン」メンバーとして訪朝経験7回。
崔勝久(チェ・スング):日韓・韓日反核平和連帯事務局長、NPO法人NNAA理事。ICU卒業後、在日大韓基督教会「在日韓国人問題研究(RAIK))初代主事、社会福祉法人青丘社主事を経て国際連帯運動を提唱、反原発・反差別運動に従事。『日本における多文化共生とは何か』(新曜社)『戦後史再考』(平凡社)の共同筆者。9月に初訪朝。
主催:NPO法人NNAA(No Nukes Asia Actions)
連絡先:che.kwsk@gmail.com, 090-4067-9352