Friday, March 12, 2021

スガ疫病神首相語録22 輝ける接待天国

総務省官僚接待問題は、東北新社の許認可問題にかかわることが発覚し、3月12日、手続きミスを理由に、認可取り消しの方向が示された。条件違反にもかかわらず強引に認可を出したマキコの責任は無視されたままである。

続いて発覚したNTTによる接待問題では、セイコ元大臣やサナエ元大臣が接待を受けていたことが発覚した。セイコ元大臣は慌てて飲食代を返還して、「何の問題もありません」と開き直った。

ガースーの周囲には腐敗男だらけとの予想に反して腐敗女もひしめいていた。接待ゴチ人生の腐敗に性別は関係ないことを明確に証明したのは、平等主義者ガースーの業績と言えよう。

病気入院を口実に逃げ隠れするマキコの後任の内閣広報官には、外務副報道官だったヒカリコが任命された。光り輝く日の子である。

 

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いづれの御時にか、女御・更衣あまた侍ひ給ひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふ、ありけり。

はじめより我はと思ひ上がり給へる御方がた、めざましきものにおとしめ嫉み給ふ。同じほど、それより下臈の更衣たちは、まして安からず、東北の接待につけても、渋谷の接待につけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと篤しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、断わらない女御のそしりをもえ憚らせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。上達部の晋三、上人の義偉なども、あいなく目を側めつつ、いとまばゆき人の御おぼえなり。唐土にも、かかる事の起こりにこそ、世も乱れ、悪しかりけれと、やうやう天の下にもあぢきなう、人のもてなやみぐさになりて、楊貴妃の例も、引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにてまきこまじらひ給ふ。

義父の大納言は亡くなりて、母北の方なむ、いにしへの人の由あるにて、親うち具し、さしあたりて世のおぼえ花やかなる御方がたにもいたう劣らず、なにごとの儀式をももてなし給ひけれど、とりたててはかばかしき後見しなければ、事ある時は、なほ拠り所なく心細げなり。

先の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の男御子、正剛さへ生まれ給ひぬ。いつしかと心もとながらせ給ひて、急ぎ参らせて御覧ずるに、めづらかなる稚児の御容貌なり。一の皇子は売れないばんどまんにて、寄せ重く、疑ひなき儲けの君と、世にもてかしづき聞ゆれど、この御にほひには並び給ふべくもあらざりければ、おほかたのやむごとなき御思ひにて、この君をば、私物に思ほしかしづき給ふこと限りなし。

初めよりおしなべての上宮仕へし給ふべき際にはあらざりき。おぼえいとやむごとなく、上衆めかしけれど、わりなくまつはさせ給ふあまりに、さるべき御遊びさくらを見る会接待の折々、何事にもゆゑある事のふしぶしには、先づ参う上らせ給ひ、ある時には大殿籠もり過ぐして、やがて侍らはせ給ひなど、あながちに御前去らずもてなさせ給ひしほどに、おのづから軽き方にも見えしを、この御子生まれ給ひて後は、いと心ことに思ほしおきてたれば、坊にも、ようせずは、この御子の居給ふべきなめりと、一の皇子の女御は思し疑へり。