Sunday, July 16, 2023

『新しい戦前にさせない』 第5回シンポ 軍拡と『ゾンビ家制度』の罠

『新しい戦前にさせない』連続シンポジウム  8.11

第5回シンポ  軍拡と『ゾンビ家制度』の罠

    ――性差別大国(ジェンダーギャップ指数125位)・生活小国日本


日時 8月11日(金・祝日) 13時30分~16時30分

会場 文京区民センター2A会議室  

参加費  1000円

 

プログラム

総合司会:白石孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)

シンポジウム/コーディネーター・基調説明:竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大名誉教授)

パネリスト  

杉原浩司(武器取引反対ネットワーク)

雨宮処凛(作家・社会活動家)

杉浦ひとみ(弁護士)

古今亭菊千代(落語家)

 

 戦争、軍拡は政治・外交問題と思っていませんか? 戦争や軍拡は、戦費のため保育や介護、教育・奨学金、医療、年金などの公的費用を切り縮め、家庭が「自己責任」でその穴を埋めることを求める生活問題です。9条の無力化は、「公費は戦争にではなく人々の生活のために使う」という戦後の公費の流れの基本も変えたのです。

この間、公費を軍拡に際限なく注ぎ込むことを可能にした「軍拡二法案」も国会で成立しました。結果として削り落とされる公共サービスの穴を無償の家族ケアで埋めるのは一線の女性であり、そんな負担増への疑問を封じるのが「女だからしかたない」という性別分業意識です。夫婦別姓やLGBT法案への統一教会を始めとする反発は、その意味で戦争の下地づくりでもありました。

ただ働き福祉を女性に担わせて戦争国家を支えた戦前の「家制度」は、戦後も「戸主」ならぬ男性世帯主に家族を養わせ、低福祉を女性の無償ケアで埋めさせる政策として生き残り、いま、「家族ケアも仕事も女性活躍で頑張れ」のかけ声の下、ゾンビのように再強化されつつあるのです。男女格差指数125位の<性差別大国>、<生活小国>の元凶でもある「ゾンビ家制度」という軍拡装置に、女性も男性も、若者も声を上げましょう。

 

申し込み先  定員(200名)になり次第締め切りますので、下記アドレスまで申し込みをお願いします

      E-mail:e43k12y@yahoo.co.jp

主催 「共同テーブル」

連絡先 藤田0908085000  石河090-60445729