6日は池袋のあうるすぽっとで、こまつ座公演の「てんぷくトリオのコント~井上ひさしの笑いの原点」だった。井上ひさしは若いころ放送作家として、「ひょっこりひょうたん島」を担当するとともに、てんぷくトリオのコントを書いていた。三波伸介、伊東四朗、戸塚睦夫のてんぷくトリオのコントを150本ほど書いたと言う。今回、こまつ座30周年企画で、このコントを公演した。脚本はラサール石井、演出は青木豪、出演は中心がコント集団「我が家」、他に井上ひさし役で山西惇、井上麻矢役で佐藤真弓など。井上ひさしのお笑い観、コント観や、苦労話なども交えながら、次々とコントが演じられる。コントを通じてコントの解説を行う試みもあり、とても楽しい2時間だった。