2月4日のシンキロー森喜朗「女性蔑視」事件は謝罪会見が言い訳会見になり、ずぶずぶ、ぐちゃぐちゃの混迷。
スガは他人事で、ヤマシタやユリコも間抜けな対応しかできなかったが、なんとか途中で立ち直った。
ようやくシンキロー辞任と思ったところ、2月11日、なんと「密室人事」でブッチー登場。だが、一夜にしてブッチー退場。
2月12日、スガの「若い人、女性はいないか」発言によりブッチー退場の流れができて、12日のシンキロー辞任、候補者検討委員会の設置になった。
――と伝えたのは今や「スガ忖度ステーション」と揶揄される報道ステンショ。
もっともらしく並べたが、これでは、2月11日夜にブッチーが「シンキローさんがスガさんと話してブッチーならいいねとなった」と話したことと整合性がない。
学術会議任命拒否事件で、スガは「若い人、女性が少ない」と任命拒否を正当化しようとしたが、
実際に拒否されたのは若い人と女性だった。
スガの「若い人、女性はいないか」とは「83歳のブッチー」のことだった。
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スガ流ことわざ・しりとり
若い人、女性はいないか
*言葉と中身が全く逆であっても、その気がないのに、いつでもどこでも使えるセリフ。
かれき(枯れ木)も瓦礫も山の賑わい
*80を過ぎても枯れることのできない老害集団がわいわい世間を騒がせること。
いぬ(犬)の遠吠え
*弱い犬が勝ち目がないのに吠えることを言うが、みんなで吠えたらシンキロー辞任。
えび(海老)で鯛を釣る
*小さな投資で大きな収穫を得ることだが、「モリが辞任すればそれで終わりではない」と大改革の社会変革を実行できるか。
るい(類)は悪友を呼ぶ
*シンキロー、ガースー、ブッチー、バッハ。
ブッチーの一人芝居(しばい)
*説明不要。
いしばし(石橋)をたたいて渡らず
*今どきの石橋は崩れる危険があることのたとえ。
すずめ(雀)の涙(なみだ)
*くじらのダンス、ありんこの涙、政治家の良心。
たざん(他山)の石(いし)
*「モリの振り見て我が振り直せ」とも言う。
し(知)らぬがほっとけ
*学術会議任命はオレの権限だが、オリンピック組織委員会はオレの権限ではないからと、ご都合主義で使い分ける介入主義と不介入主義。
けいぞく(継続)は力なり、83年のシンキロー
*無能な首相で短期政権でも、失言暴言を続けて君臨できた日本社会。
ろうへい(老兵)は死なず、消え去らず
*役目の終わった者は表舞台から立ち去ることだが、なかなか実現しない。老兵はしがみつく。