Thursday, January 10, 2013

「非武の島」オーランド諸島


「非武の島」オーランド諸島

 

『朝日新聞』1月6日「社説」は「アジアの国境――繁栄わかちあう智恵を」と題して、領土問題にいかに対するべきかを説いている。

 

「近隣国との信頼関係は、歴史認識をめぐる一部政治家の浅慮な言動によって何度も揺るがされた」とし、「こうした不信の構造をどうすれば崩せるのか」と問い、暫定的な答えとして、若者たちが向き合って議論をする地道な試みを紹介している。

 

その前不利として紹介されているのがオーランド諸島だ。「今から100年近く前、北欧を舞台に始まった話である」と始め、バルト海のオーランド諸島の領有問題を取り上げ、1921年の国際連盟の裁定によって、オーランド諸島がフィンランド領となるとともに、島を非武装化し、住民自治を認めたことが書かれている。

 

オーランド諸島ファンとしてはうれしい話だが、47行の記述にとどまっている。

 

オーランドについては、かつて下記のように紹介したことがある。