マルセロを見にフリブールへ。昔は気づかなかったのだが、2010年頃に行ったときに、彫刻家マルセロの作品がずらりと並んでいた。地元出身の女性で、スイスを超えて欧州レベルで活躍したのに、初めて知った。代表作のPythie(Pithia)はパリのガルニエ宮におかれているが、レプリカがフリブールにあった。傑作だと思う。13年11月にも行ってきた。
と思っていたら、16年3月、ジュネーヴでマルセロ展が開かれたので大喜びで行ってきた。Pyhtieもジュネーヴにやってきた。傑作だと思う。資料も入手してきた。
フリブール美術館では、マルセロの大理石やブロンズの作品が全部で20ほど。油彩画も3点。ヘレンのブロンズはジュネーヴでも見たが、フリブールにあったのは気づいていなかった。逆にPythieのレプリカはフランクフルト美術館に貸し出し中のため、なかった。良かったのは、マルセロの作品や写真が絵葉書になって販売されていたことだ。4年前には一枚もなかった。
資料を整理しなおして、マルセロを日本にも紹介したいものだ。