Wednesday, March 08, 2017

ローザンヌ美術館散歩

地下鉄「リポンヌ/モーリス・ベジャール駅」を出てリポンヌ広場に出ると、すぐ前にリュミーヌ・パレスがあり、美術館、歴史博物館、貨幣博物館などが入っている。
「美術家の仕事――習作とスケッチ」展が開かれていた。1780年から1950年にかけての主にスイス領域の美術家たちの日常の仕事を示す、習作やスケッチを展示している。
Albert Anker, Rene Auberjonois, Alice Baily, Balthus, Ernest Bieler, Francois Bocion, Gustave Buchet, Paul Cezannne, Emily Chapalay, Jean Clerc, Luois Ducuros Alberto Giacometti, Giovanni Giacometti, Charles Gleyre, Ferdinad Hodler, Giuseppe Mazzola, August de Niederhausern (Rodo) , Leo-Paul Robert, Luuis Soutter, Theophile- Alexandre Steinlen, Felix Valloton.
それぞれの画家・彫刻家の作品が少しずつで、全体は決して多くはないが、楽しめる展示だ。特にビーラーの「神秘の水」の完成品と、そのための習作が数点並べられていた。これだけでも見る価値がある。
ポール・ロベールはヌシャテル美術館で初めて見た地元の画家だが、ローザンヌの連邦裁判所の装飾を手掛けたという。
ホドラーはハノーバー市役所のフレスコ画。とにかく多作なホドラーだが、いくつ見ても飽きない。
オベルジョノワは、孤高の画家で、第二次大戦による破壊を引きずり、人間と動物の暴力的な戦いを描き続けたという。
美術館を出た後、横手の階段を上って大聖堂に出た。テラスからローザンヌの街並みとレマン湖を展望しているうちに、小雨が降って来たので早々に退散。