Monday, September 22, 2014

「最終課題Zからの発想」展

来年3月に退職する同僚とその弟子たちの退任記念「最終課題Zからの発想」展が開催されているので、覗いてみた。沖健次は倉俣史朗の弟子だ。また、大橋晃朗や多木浩二に学んだデザイナーだ。内田繁と一緒の仕事も多いようだ。

クラマタデザイン事務所アシスタント勤務時代のことは昨年インタヴューした。デザイナーとして活躍した後、教員として学生を育て、今回、弟子たちを呼び集めての展覧会だ。Zからの課題とは、造形大のZ、零のZ、アルファベット最後のZ、座標軸のZなど、それぞれが理解するZの意味をこめて出展してもらったという。出展したのは、32デザイナーたち。小林務、天野善啓、清水桜子、丹下紘希(映像監督)、本田圭吾、酒匂克之、佐野有子(陶芸家)、伊藤雅子(舞台美術家)、宮崎祥江、高崎太介(アートディレクター)、阿部誠司、井上聖子、小泉忍、大浦雲平(ファッションデザイナー)、松本寿子(靴作家)……。建築設計、家具、インテリア、ファッション、映像など多彩な作品がずらりと並ぶ。