Thursday, June 09, 2016

ヘイト・スピーチ研究文献(55)ナショナリズムから排外主義へ

明戸隆浩「ナショナリズムと排外主義のあいだ――90年代以降の日本における『保守』言説の転換」『社会学年誌』57号(早稲田社会学会、2016年)

90年代の「新しい歴史教科書をつくる会」、00年代の嫌韓流を素材に、「ナショナリズム」から「排外主義」への移行を追いかけ、それぞれの特徴と共通点を探り、「保守言説」と「対抗言論」の相互関係を把握しようとする。