ジミン総裁選がいよいよ始まった。9月17日、告示。29日、投開票。
マスコミ・ジャックと呼ばれるように、総裁選報道に名を借りたジミン大宣伝が全国にいきわたっているが、国際社会はほとんど関心を持っていないと言う。
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ジョー――もしもし、ボリス、お前の予想は全くアテにならないな。「日本ジミンの総裁選は、アメリカで言えば民主党の大統領候補選びに匹敵するから、政治家の理念と構想が語られるはずだ。しっかり見ておこう」、だなんて、まったく違うじゃないか。時間の無駄だった。
ボリス――いや~すまん、すまん。うちの保守党でも党首選びの時は、候補者は政治家としての見識を問われるから、世界観、文明観の基本に立ち返って演説するし、党員だけでなく国民全体に語りかけるんだが。日本はどうも違うようだ。アベさんに忖度とか言って、前々首相の犯罪を隠蔽することが最大の課題になるなんて、不思議なものだ。
エマニュエル――派閥がどうとか、女系天皇がどうとか、そんなこと言われても我々には何のことだか。日本には日本のやり方があるのだろうけど、地球環境が丸ごと危機に陥っている時に、地球的視野の見識のないお子様が出て来るのは困りものだね。私は独立系の大統領候補だったから、全党派、全国民に直接語りかけると同時に、全欧州に、そして全世界に向けて演説したものだ。そうしないとフランスではやっていけない時代だ。
アンゲラ――キリスト教民主同盟なら、党首になるどころか、議員資格が疑われるわよ。脱原発と言っていたのに、突如、封印ですって。政治家としての信念に基づいてのことならまだしも、派閥のボスに気兼ねして意見を変えたなんて、信じられない。クズね。
ウラジミール――だから言っただろう。日本の政治家には見識もなければ、責任意識もない。我が家の飼い猫並みの知性もない。公文書を改ざんするか、文字が読めず漫画を読むか、パンケーキを食べるかしかできない連中だ。ウオッカをガブッと煽る力量もない。
アンゲラ――あなたはただのアルコール依存症でしょう(笑)。
ウラジミール――あんたは相変わらず、きついな。それにしても、ロシアの野党がみな日本の政治家だったら最高に楽なんだがな。ナワリヌイみたいなやつは日本に強制送還して、代わりに日本の政治家を拉致してこようかな。
ボリス――やっぱり、ウラジミールはナワリヌイを不当弾圧してたのか。
ウラジミール――冗談だよ。怒るな。
ジョー――うちのドナルドも引き取ってくれないか(笑)。
ウラジミール――それだけは勘弁してくれ。ドナルドはヤンゴンかカブールに送ってくれ。カブールで地雷を踏んだことにすれば大丈夫だ。
エマニュエル――おいおい、本音を言っちゃだめだ。壁に耳あり、障子に目ありというからな。
アンゲラ――日本のことわざを勉強してるのね。今はZOOMに録音ありよ。
エマニュエル――でも、野党のトレードはいい案かもしれないぞ。うちの黄色いベスト運動には手を焼いてるんだ。奴らを日本に送り込んで、日本のリッケンミンシュをパリに招待しよう。そうすればわが政権は安泰だ。昼寝してても大丈夫。
ジョー――でも日本にはコミュニストがいるぞ。パリについて行ったらどうするんだ。
エマニュエル――「敵の出方論」を封印したそうだから、黄色いベスト運動のようなことにはならないさ。
ボリス――ロックバンドのドラマーだったという女性候補がいたな。日本も案外、破天荒かもしれない。ジョン・ボーナムやニック・メイスンの女性版が首相候補というのはなかなかイケテるぞ。
アンゲラ――女性候補が2人というのは初めてのようよ。ここは評価できるわ。
ウラジミール――女が政治に口を出したらおしまいだ(笑)。
ジョー――まだそんなギャグを言っているのか。いくらロシアでも国民の支持を失うぞ。
ウラジミール――お前のところのカマラを見てみろ。人気は瞬間風速で、あとは転落あるのみじゃないか。
アンゲラ――ジョーが倒れたら初の女性大統領誕生って、世界中が期待してたんだけど(笑)。
ジョー――いい加減にしてくれ!! 私は元気だ!!
ボリス――怒鳴るなよ。タローのようにキレていては政治家は務まらないぞ。
エマニュエル――キレないやつほどすぐキレる(笑)。
ジョー――私がタロー並みだというのか!! 宣戦布告だな、これは。
エマニュエル――いいじゃないか、日本の首相が決まったらワシントンに呼びつけて命令するのがあんたのお楽しみだろ。
ジョー――知っていたか。スタッフも「子どもの使いに命令遊び」と呼んでいて、ホワイトハウスの伝統なんだ。待ちきれないから先にスガを呼んだくらいだ。今度、見学にこないか。パリに呼ぶときの参考になる。
エマニュエル――遠慮しとくよ。TOKYOからPARISはオリンピックだけにしておきたいからね。