琉球民族遺骨返還を求める連続講座第1回
7月24日(木)18時開場、18時30分開会~20時30分
東京ボランティア市民活動支援センター・会議室(JR飯田橋駅隣)
参加費(資料代含む)500円
松島泰勝
「今なお続く京都大学の植民地主義」
本年5月、京都大学は琉球民族遺骨を今帰仁村歴史文化センターに「移管」しました。これは返還ではありません。先住民族遺骨は元の墓地に返還するべきです。遺骨は慰霊の対象であり、先住民族の権利です。「学問」と称する暴力と差別を直ちにやめるべきです。
東京では第37回憲法フェスティバルのように、平和憲法を称えながら民族差別と植民地主義に加担する動きがあります。自民族中心主義の平和主義は問題解決を遅らせるだけです。
講師プロフィル:琉球民族遺骨返還請求訴訟元原告団長、琉球民族遺骨情報公開請求訴訟元原告、ニライ・カナイぬ会共同代表、龍谷大学教授。主著に、松島泰勝『琉球 奪われた骨――遺骨に刻まれた植民地主義』(岩波書店)、松島泰勝・木村朗編『大学による盗骨――研究利用され続ける琉球人・アイヌ遺骨』(耕文社)、松島泰勝・山内小夜子編『京大よ、還せ――琉球人遺骨は訴える』(耕文社)、松島泰勝『学知の帝国主義――琉球人遺骨問題から考える近代日本のアジア認識』(明石書店)、松島泰勝・伊佐眞一他編『取い戻さな!我した琉球
先祖ぬ骨神――琉球民族脱植民地化闘争の記録―京大遺骨返還訴訟/沖縄県情報公開訴訟―』(琉球館)など多数。
第2回:東京大学への遺骨返還要求
10月2日(木)18時、東京ボランティア市民活動支援センター会議室
共催:平和力フォーラム
琉球民族遺骨返還を求める会・関西
連絡先:070-2307-1071、E-mail:
akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp