Thursday, June 12, 2025

冤罪防止のための取調拒否権入門セミナー 第3回学習会 取調べ拒否の実践報告

冤罪防止のための取調拒否権入門セミナー

第3回学習会

取調べ拒否の実践報告

吉田京子さん(弁護士)

8月5日(火)午後6時開場、開会午後6時半~8時半  

東京ボランティアセンター会議室  JR飯田橋駅隣のビル

参加費(資料代含む):500

2024年、袴田事件再審無罪、大川原化工機事件、福井女子中学生殺人事件、大阪地検検事違法取調事件など多くの刑事事件で、不当な取調問題に注目が集まった。

不当な取調べと自白強要は、被疑者の防御権を侵害し、冤罪につながり、人格権を侵害する。身柄拘束された被疑者は拘置所又は留置場に在房するべきであって、警察署の取調室に行く理由がない。

取調室に強引に連行することは黙秘権の軽視である。

被疑者が黙秘権行使を告げたら、取調べを中断するべきである。

被疑者には取調拒否権がある。

弁護人は被疑者に黙秘権と取調拒否権を助言するべきである。

報告者プロフィル:弁護士(第二東京弁護士会)、高野隆法律事務所。東京大学卒業、同法科大学院修了。裁判官を経て弁護士登録。UC Hastings College of the Law 卒業(LL.M, 刑事法専攻)。論文に「憲法訴訟のために実務家と研究者にできることー在外日本人国民審査権訴訟の留書き」法律時報1181号(日本評論社、2022年)、「主権者としての受刑者在外国民審査権訴訟から受刑者選挙権訴訟への軌跡」法学セミナー820号(日本評論社、2023年)など。

主催:平和力フォーラム

電話070-2307-1071

E-mail: akira.maeda@jcom.zaq.ne.jp