Tuesday, October 30, 2012

扁桃腺、トロピカル・サウンド、同期


扁桃腺が叛乱を起こして、一日横になっていた。いい休養になった。夕方のこのこ起きだして、新聞読みながら、BGMは気分転換にStrandedTropical Rhythm。リードボーカルはフィルス、ギターはブラダ・ウィルス、ピアノはブラダ・トニー。前作Auki Girlsに続く南太平洋の珊瑚礁トロピカル・サウンド。といっても、誰も知らないだろうな。ソロモン諸島のピース&ハーモニー・ロック。

 

Stranded, Tropical Rhythm, Grevillea.

 

と言いつつ新聞を見ると、朝日朝刊社会面に知人の写真。無実のゴビンダさん、検察の無罪論告で判決も無罪間違いなしだが、社会面38面の特集記事「繰り返す冤罪(上)」に、カトマンズのゴビンダさんの写真が大きく出ているが、その下に神山啓史弁護士が出ている。霞が関の裁判所の司法記者クラブで記者会見を終えたところだ。神山さんとは大学が同期だし、30代前半頃には付審判研究会でずっと一緒に研究していた。研究会後は四谷のしんみち通りで呑んだくれていた。長年尊敬する弁護士、神山さんの活躍は本当にうれしい。

 

と言いつつ隣の記事を見ると、もうひとりの同期が出ていた。付属横浜山手中学校不正入学事件での理事長解任の記事だが、その末尾に、第三者委員会委員長の「合格取り消しを働きかけた学長の責任を厳しく問うている。しかし、無視され遺憾」というコメントが出ている。勧告を無視して学長・総長の座にしがみついているのが、大学院の同期だ。商法学者ということになっているが、業績は共著の教科書、分担執筆ばかり。さしたる学問的業績がない。もしかしてあるのかもと、ネットで検索したが、いくら調べても単著の理論研究書が一冊もない。アマゾンでみても、学生向けの教科書・講義ノートだけ。出版していないだけかもしれないが、ふつう、出版していなければ評価の対象にならない。

 

同期には両極端の人物がいる。それぞれの人生だから、とやかく言うことではない。ただ、見てると面白い。