アジェンダ・プロジェクト講演学習会
人種平等は見果てぬ夢か?
ーーダーバン宣言から見る私たちの課題
講師:前田 朗さん
(朝鮮大学校法律学科講師、日本民主法律家協会理事、NGO国際人権活動日本委員会運営委員)
日時:2022年2月13日(日)14:00~16:30(開場13:30)
会場:国分寺労政会館・第四会議室(4階)
(JR中央線・国分寺駅南口徒歩5分)
資料代600円
※事前予約制(先着40名。下記の電話・メールにお願いします)
主催 アジェンダ・プロジェクト東京
TEL
090-4413-5048(にしお)
メール:agenda-east03@rapid.ocn.ne.jp
【注意事項】
※会場では基本的な感染対策(検温、換気、手指消毒ボトルの用意)を行います。
※参加はマスク着用でお願いします。
※発熱など体調不良の方は参加をご遠慮ください。
※参加人数は制限して行います。(通常120名のところ、40名まで)
※新型コロナの感染状況によっては日程変更や中止もあり得ますのでご了承ください。
2001
年、南アフリカ共和国のダーバンで反人種主義・差別撤廃世界会議(国連主催)が開かれました。
そこでは、現在まで続くレイシズムの起源が植民地支配と奴隷制にあり、「人道に対する罪」であったことが認められました。
それから20 年が経ち、日本の中で外国人や民族的マイノリティの人権状況はどう変わったでしょうか?
2021
年3
月には、名古屋入管に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが体調悪化を訴えていたにもかかわらず、十分な治療も受けられないまま亡くなるという痛ましい事件が起きました。
いまの入管制度が国家の都合を優先し、外国人の人権保障の観点から運用されていないことをこの事件は端的に示しています。
日本政府は、いままで国内外からの指摘があってもなお、「人種、皮膚の色、世系、民族的あるいは種族的出身に基づく」差別を禁止する包括的な法制度を作ることに後ろ向きなままです。
外国人を含めたすべての人に基本的人権は保障されるべきです。
ダーバン宣言の意義に学びながら、日本社会に生活する私たちの課題をともに考えたいと思います。