第1回「共同テーブル」大討論集会
総選挙の総括と今後の政治展望について
―共同テーブル・発起人と市民の徹底討論―
昨年の総選挙の結果、自民党は議席を減らしたとはいえ、絶対安定多数を得て自民・公明・維新の改憲勢力が衆議院の3分の2以上を獲得した。
一方、立憲野党は、立憲民主党の比例の大幅落ち込みもあり、厳しい結果となった。
しかし、総括を間違えてはならない。一部マスコミや自民党などがネガテイブキャンペーンとして、意図的に流しているような野党共闘の失敗ではない。野党が候補者を一本化して闘った小選挙区での選挙の成果は確実にあったのだ。むしろ、野党共闘が徹底できなかったことに問題があったのだ。
今年、7月の参議院議員選挙の勝敗は、32ある一人区での闘いで決することは明白だ。そのためには、立憲野党の共闘は、勝利をもたらす、絶対要件と言えるだろう。
一方、維新の会は、参議院と同時の改憲国民投票を煽り、国民民主は立憲野党の共闘態勢から離脱、野党国対からも離れた。憲法審査会では維新とともに、与党側の幹事懇談会に参加を決め、与党と歩調を合わせて改憲を進めようとしている。改憲の危険性は安倍政権の時より、むしろ高まっていると言えるだろう。
今回の第1回「共同テーブル」大討論集会では、総選挙の総括と今後の政治展望について、立憲民主党、共産党がなぜ議席、主に比例票で後退したのか、維新がなぜ比例票を伸したのか(もっとも2012年時とさして変わらないが)など維新に関する見方、さらには社会的影響力のある運動をどう創るか、ご参加いただいた皆さんから積極的なご意見を大いにお出しいただき、政党・政治運動と社会運動の両面からのアプローチから、7月の参議院議員選挙を視野に入れた、意見交換・討論会を行ないたいと考えています。
なお、会場参加いただいた方のご意見を中心に進めますが、当日ご参加いただけない方は、アンケート、メールなどによる、ご意見をお願いします。
市民と立憲野党の協力で、ムーブメントを巻き起こすには、何が必要なのか。
皆さんとともに考えましょう。そして、たちあがりましょう。
「共同テーブル」の理念と今後の方向を討議するシンポジウムです。
多くの皆さまのご出席をお待ちしております。
記
●日時 1月20日(木) 午後2時~5時
午後1時30開場 2時開会
●会場 衆議院第二議員会館・一階 多目的会議室
午後1時30分から、衆議院第二議員会館のロビーで担当者が入館証の配布を始めます。
●申し込み先 定員(140名)になり次第、申し込みを締め切りますので、大変、恐縮ですが、なるべく早めに下記のメールアドレスまで、出席申し込みを、お願いいたします。
E-mail e43k12y@yahoo.co.jp
プログラム
1 総合司会
杉浦ひとみ(弁護士)
白石孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)
2 ご挨拶
発起人を代表して 佐高信
3 「共同テーブル」発起人からの問題提起
神田香織(講談師)
伊藤誠(経済学者)
纐纈厚(山口大学名誉教授)
竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)
前田朗(東京造形大学名誉教授)
山城博治(沖縄平和運動センター顧問)
4 維新との闘い 12・24大阪シンポジウムの討論から
報告 寺本勉(「エコロジー社会主義」翻訳)
5 市民と発起人の大討論
6 まとめと閉会挨拶
閉会 5時
●「共同テーブル」連絡先
藤田高景 090-8808-5000 石河康国 090-6044-5729
「共同テーブル」/いのちの安全保障確立に向けて―非正規社会からの脱却宣言
https://maeda-akira.blogspot.com/2021/08/blog-post_11.html
「共同テーブル」発起人のメッセージ