Monday, February 20, 2017

ヘイト・スピーチ研究文献(93)

上瀧浩子「ヘイトスピーチ裁判の意味と課題」『部落解放』739号(2017年)
李信恵「差別がない未来へ一歩一歩」『部落解放』739号(2017年)
在日特権を許さない市民の会と櫻井誠前会長によるヘイト・スピーチ被害を受けて、名お毀損訴訟を提起し、16年9月27日、大阪地裁で見事、勝訴判決を獲得した代理人弁護士と原告本人の文章である。私も「意見書」を書かせてもらったので、大いに喜んでいる。なお、複合差別や、インターネットの特性を配慮していないとして控訴したので、大阪高裁に係属中。
『部落解放』739号の特集「部落差別解消推進法成立」には下記の論文もあり、重要である。
西島藤彦「インタビュー法律の実効性を運動によって実現させる」
奥田均「部落差別解消推進法を読む」
炭谷茂「部落差別のない社会をめざして」
内田博文「部落差別解消推進法の意義と残された課題」
さらに、
小林敏昭・渡邉琢「対談・相模原事件がわたしたちにもたらしたもの」